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哀れな忘れられた女

皆さんは今年、どんな年でしたか?
え、まだ早いって?
いやもうなんかすんごく運が無いっつーか、ハズレばっかりっつーか、1月半ばにして早く来年にならないかしら状態。
しまいにはランチ仲間のイツメンからの賀状が来なくてLINEで尋ねたら「あ! ほんとだ、出して無かった! 今から出すね」。
ちょ、私の存在、消えかかってる?

そんな今日このごろ、新しいドラマのことでも書こうかな。
「しもべえ」は1回目を見ました。
うん、まあまあかな? 謎のオジサン安田顕がいい味だしてる。

「婚活探偵」は1回目を見逃したのですが、新聞に面白いと書かれていたので次回から見る予定。

「ミステリと言う勿れ」は1回目を見ました。
菅田将暉はやっぱりうまいよねぇ。でも菅田将暉出しときゃいいだろ感がすごいんじゃあ。

「ゴシップ」は2回目だけリアタイしたのですが、見るのが面倒っぽい。
黒木華は普通じゃないよね、何らかの人格障害?

あとは松潤の「となりのチカラ」は見る。99.9も面白かったなぁ。
そんなとこかな。

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映画「トゥルーマン・ショー」

NHK-BSで放送されたのを録画してみました。
離島に住むトゥルーマン(ジム・キャリー)は、保険会社の営業マン。どこにでもいそうな彼だが、実は彼の日常は全世界に配信され、彼だけがそれを知らなかった……。

島ぜんぶが巨大なセットという設定に驚かされました。
道ゆく人々も、妻も、幼なじみの友人も全部役者で、トゥルーマンが次第に違和感を持つあたりがみせます。
あれ? いやでもまさか……という時に、彼は一人の女性に好意を寄せます。が、彼女は「妻になる予定の女性」ではなかったのですね。
なんとか彼に真実を知らせようとする女性、彼女が浜辺で放つ言葉が「この砂も! セットなの!」。
見ているほうもひぇ~っとなりましたわ。

トゥルーマンが画面に居るときは、常に四隅が陰っていてレンズ越しだということが示されているし、配信を見ている人々の喜怒哀楽も愉快だし。
奇妙な、しかしそこが面白い映画でした。
ひとつ不可解だったのはプロデューサー。
終盤の彼の暴走は何が言いたかったのかな、テレビ業界って視聴者を惹きつけることしか考えてないよね、腐ってるな、ってこと?

真っ白な嘘

フレドリック・ブラウン(東京創元社)

短編集。18個の短編が収められている。

『闇の女』
銀行強盗があった日、プランデル夫人の下宿屋に部屋を借りたいという女性がやってくる。夜でも照明を付けない怪しい女性。彼女は銀行強盗の一味なのか……。
短編なのに情報量が凄まじい。女性の正体、下宿屋に来た刑事たちの言動、なぜ女性は明かりを付けなかったのか。すべてが一切の過不足なく描かれている。

ほかに面白かったのは、火星が衝突して世界が終わるという偽の号外を作って一人の男をだまそうとした人々の顛末、『世界が終わった夜』。
駅のホームに佇む男は殺人犯かもしれないという。しかし耳が聞こえないという彼の主張があって、事件は闇に葬られようとしている。男は本当に聾者なのか、『叫べ、沈黙よ』。

こんな短編の名手を知らずにいたとは。これは新訳だそうで、次の短編集も控えているということなので楽しみに待ちたいと思った。
100点

大晦日? この間元日だったのに

という感想しかわきませんわ。
ま、いろいろと最悪な年でしたが、最悪ってこたぁもう何が起きたっていいから気が楽にもなってきました。
コロナが怖くて怖気づいていたこと、来年やっちゃいましょう。やっちゃえ来年。

今年は本はけっこう読めるようになりました。
数ヶ月前から一人で寝るようになったので、寝る前読書が復活、やっぱり本を読んで心を落ち着けるのが好きなんだなぁ。
今数えたら13冊の感想をUPしてました。すごい、月に1冊以上読んでる!
って毎週1冊くらい読んでいた頃が夢のようですわ。ふっ。
100点をつけたのが吉村昭氏の短編集「花火」でした。こういう地味だけどしんしんと心に響く作品って好きだな。
それと「ペスト」も今のご時世、読んでよかった一冊でした。

映画もけっこう見ました。テレビで、ですが。
「Dawn wall」が印象に残りました。
フリークライミングで断崖絶壁を登る、というもの。
あまり面白そうじゃなくないですか? でもすんごく面白かった(語彙)。

さてさて、来年はどんな年になりますでしょうか。
ココをご覧のみなさまと私に、素晴らしい年が訪れますように。

JR上野駅公園口

柳美里(河出書房新社)

昭和8年生まれの「私」は福島の海辺やときには北海道まで出稼ぎに行っていた。そして東京五輪の前年である昭和38年に、妻や子どもを残して東京へ出稼ぎに行く。活気あふれる東京、男は懸命に働くが……。

実母と同じ年生まれの主人公が必死に生きようとする姿に心うたれた。
ただ実直に生きているだけなのに貧しさから抜け出せず、家族にも次々に不幸が降りかかる。自身もやがて上野でホームレスとなる。
この作品を読むと、ホームレスが特殊な人だとは思えなくなる。コロナ禍の今は特に気付けばホームレス、という人がたくさんいそうである。

物語の根底には天皇制とは何なのか? という問いもある。
天皇家の誰かが上野周辺の施設へ来るとき、ホームレスたちは小屋を畳んで立ち退かなければならない。それは「山狩り」と呼ばれ、雨だろうが真冬だろうが貼り紙ひとつで彼らは排除される。
これは皇族かホームレスのどちらかが悪いのか? その答えは書かれていない。
同じ時代に同じ国に生まれても、人々の人生には天と地ほどの差が生まれ得る、という当たり前の事実に震えるばかりである。
80点

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