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よしなしごとども 書きつくるなり
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柚木麻子(新潮社)

婚活サイトで知り合った男性3人を殺害した容疑で逮捕された、梶井真奈子。
彼女の取材を始めた記者である里佳。
面会するたび、梶井の言動に翻弄され、次第に我を忘れてゆく里佳に、友人や恋人は危機感を抱くが……。

実際に起きた首都圏連続不審死事件をベースにしていて、梶井真奈子とは木嶋佳苗のことである。
事件が明るみに出た当時、世間はなぜ美しくも若くもない彼女が、複数の男性を騙せたのかと疑問に思った。
本書にあるその答え(らしきもの)は、彼女の貪欲さだ。
食べたいものを食べ、したいことをする、それが自分を女神たらしめ男性を惹きつける。
その自信になぜか打ちのめされた。
世間の女性たちが必死になってダイエットや自分磨きをしているのは無駄なのか? と。

梶井の対極にあったのが里佳だ。
女性らしさを嫌い、キャリアを積んできた彼女にとって、梶井は脅威だった。
しかし里佳には梶井が持つことができなかった、友人である伶子との女性同士の深い絆があった。伶子の暴走に戸惑うこともあった里佳だが、根底にあるのは信頼感、2人の友情には胸が熱くなった。

初めて読んだ作家だったが、語尾の長音記号や「!」の多用が気になった。
時代かなー。
70点

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今日カルディに行ってコーヒーを買いました。
スタンプ2倍の日だわ、と思ってはりきってカードを出して、ポッケにしまったつもりが落としてしまったようです。
はーーーーショック。
数年かけてためたスタンプが、ぱぁ。
もうカルディでコーヒーは買わないぞ、ちくしょー(見事なやつあたり)
*******************************

ドラマが次々と最終回を迎えております。
以下、ネタバレありです。








「ドリームチーム」(NHK)
山口紗弥加が主人公で、美人なんだけど何か影が薄いのよね。
このドラマでは大人しかったのに急にはっちゃけてみたり、が何か白々しく感じました。
あと、恋愛に発展しそうな場面でも「何も気付かない天然さん」のような描写が古臭かったかな。
うん、全体的に古臭かった。

「にじいろカルテ」(テレ朝)
毎回涙するシーンがあって、でもコミカルなシーンも多くて泣き笑いしました。
高畑充希、井浦新、北村巧海、みんな上手かった。
ラストもすごく良かったです。
真空先生、絶対病死するんだろうな、泣く準備は出来てるぜと思ったけどまさかの復帰だったし。
しかし西田尚美ってよく見るよね、脇役でこういう感じのオバサンって彼女しかいないのかしら。

もうすぐ会社を辞めて1年、と思ったら後任のAさんのことを思い出したので久々にメールしてみました。
昨年、私が辞めてから本社を移転したことは知っていましたが、その事務処理が大変だった、とAさん。
しかも部屋割りが変わってシンママ2人(←私をいじめて退職に追い込んだ)と、癖の強い部長と同じ部屋となり、いろいろと疲れます、って。
あいつら、やっぱり居座っていたか。
しゃちょーは引っ越ししたら2人の自宅からすごく遠くなるから、辞めてくれるんじゃ? なーんて言ってたけど、こんな厚遇の会社を辞めるわけないじゃん。

他にも会社で起きた事件が書かれていましたが、もうすべてが遠い世界の出来事だねぇ。
相変わらずトンデモ会社だね、ふっ。
と思いましたです。

が甚だしい私とダンナですが、こんなことまで!? という事例が換気。

冬場、うちではガスファンヒーターなのですが、
「換気をしないと死亡事故につながる恐れがあります」
と本体に赤い字でデカデカと書かれています。
でも窓を開けたりすると温かい空気が無くなってしまうので、廊下に面しているドアを常に10cmくらい開けておいてます。
が。
ダンナがそこを通過すると、びたーっと閉めてしまうのです。
だって寒いから(←すっごい寒がり)と言うのですが、いやいや換気換気! と気付いた私がまた開ける、の繰り返し。

いっぽうで、自動車の外気導入と内気循環は、常に外気導入にするダンナ。
私は花粉が入るのがいやでこの時期は内気循環にしたい。
あと冷暖房しているときも。
だって効率悪いっしょ? と言ってもダンナは「外気を入れないと眠くなる」の一点張り。

そして今回コレを書いている理由となったのが、トイレの換気。
窓を全開にするんですよ、ダンナ。
自分の便臭を一刻も早く逃がしたいって言うんですけど、大雨でもそれをやるもんだから床が濡れてしまうこともたびたびありました。
結果、ダンナ自ら換気扇を設置しました。

電ノコで壁に丸く穴を開けて、内側には換気扇、外側は画像の通りです。
半日掛かりでしたが、うまくいったようです。
すげいね、職人だね。
Amazonで部材を取り寄せたり、素人が設置した動画を見まくったり、その研究熱心さに感心するわ。


金曜日に放送されたものを録画して見ました。
福島原発事故について、今までよく知らなかったことも描かれていて、個人的には見てよかったと思いました。
結果を知ってるだけに(いまだにこの問題はまったく収束してないし)、出だしから見るのが苦しくて、何度も挫けそうになりましたけど。
これは日本人なら見ておいたほうがいいよ、うん。

見終わってから、評論家や素人のレビューを読みましたが、批判している人も結構いるんですね。
総理大臣の描き方がひどすぎるとか、彼の行動を捻じ曲げて捉えてるとか。
まあ言った、言わないの世界?
あんなにわめき散らしていたとは思わないけど、100パーセントのドキュメンタリーじゃないんだから、大筋で合ってればいいと思うけどな。

あとは緊迫した場面でセリフを言う人がひとりひとり順番こみたいになってて、卒業生を送る言葉ですか? とか。
それを言い出したら映画として成り立たないっしょ。
誰もつっかえたり言い間違えたりしないとか、そういう話になっちゃうでしょ。
そういうのが気になるなら映画を見るなとしか。

ま、何だって文句つけたい文句マンはいるよね。
それはさておき、本当にあの事故は日本の危機だったのですね。
2号機が爆発しなかったのは奇跡だったって、怖すぎるんですけど。
北関東住みの私だって、避難させられるところでしたわ。

事故後、しばらく東電は批判にさらされましたけど、少なくとも現場で働いていた人たちは命がけで処理にあたっていたと思います。
その目線で作られた映画なので、政府の描き方ガーとか、こまけーこたぁいいんだよ! と思いましたです。

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