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ちっ

最近、お風呂場までスマホを持っていくダンナ。
どう思います? 絶対アヤシイですよね? ね?
ゆうべ、どストレートに聞いてみました。
「なんでお風呂場までスマホを持っていくんですか?」

想定された答え。
1.え、いや、別に……
2.裕子(仮名)からのLINEが入るから(キリッ
3.アナタに覗かれるのが嫌なんです

ぐらい?
2だったら踊りだすくらいうれしいんだけど。
慰謝料もらって離婚できるパターンじゃないですか。
でもその答えは意外すぎてのけぞりましたわ。
C
o
m
i
n
g

s
o
o
n
なんちて。

そんな引っ張るような答えじゃないです。
最近筋トレをしてて、その成果をはっきりさせたくて、風呂上りに自分の裸(上半身のみです、念のため)を自撮りしているんですって。
「見る?」
「いや、けっこうです。人はこうやって誤解したりしてゆくのですね」
「え、何だと思ったの?」
「女性からの連絡、あるいは私には見せたくない実家とのやり取りとか」

ロックがかかっていても、LINEに書かれた文章が1行だけ表示されますよね? されないの? Androidだけ? 私の設定のせい?
ま、いいです。
で話は終わりましたけど、この虚脱感はなんでしょうね。

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映画「冷たい熱帯魚」

Netflixで観ました。観なければよかった。

熱帯魚店を営む社本(吹越満)。
亡くなった前妻との娘と、再婚した妻は折り合いが悪く、彼は悩んでいた。
そんな中、娘がスーパーで万引きをして呼び出しを食らう。
ちょうど居合わせた村田(でんでん)という男が取りなしてくれて、事は大きくならずに済んだ。
村田は大規模な熱帯魚店の主で、社本は彼の押しの強さに圧倒されつつも娘を助けてもらったこともあって何も言えない。
やがて村田は社本にある儲け話を持ちかけるが……。

最っ高に後味の悪い作品でした。
実際にあった「埼玉愛犬家連続殺人事件」を元にしているそうですが、途中まではそうなのかな? と思えたのですが、最後のくだり、要る?
社本が別人のように凶暴になってからのくだりは完全にフィクションだよね? 悪趣味きわまりないわ。

しかし村田夫妻(妻もイカれてる)のような人間が実際にいたんですよね。
簡単に人を殺して、分解して、燃やして、捨てて。
「ボディ(死体)は透明にするんだ。オレは完璧主義だからな!」と言い放つ村田。
妻も粛々と夫の手伝いをするわ、周囲の男性と見境なく関係するわ、とにかく狂気と狂気のぶつかりあいでした。

またやられた

ワクチン接種の4回目を受けました。
午前中に受けて、だんだん腕が痛くなってきて、これで済むなら許容範囲だね、と思った私がバカでした。
23時ごろ布団に入ったら寒くて寒くて、今日は冷えるわーと思ったらそれは悪寒でした。
え、副反応? いや発熱なんてほんの数パーセントだったはず、気のせい。
と自分に言い聞かせ、とにかく足が冷たくて眠れないので、風呂場でちょっと足湯をしました。
フリースの上着も着てまたベッドへ。
しかし。
ずっと眠れず朝方になって熱を測ったら38.3度。ひぃぃ。
頭痛もひどくて朝と昼と立て続けにイブを服用、夜になってやっとすべてが収まってきました。
ほぼ24時間の勝負でした。

3回目はもっと長時間だったからマシになったと思えばそうだけど、これってどうなのさ。
症状は軽いっていうオミクロンなのに、ワクチンがこんなにダメージがあるなんて。
ずっとファイザーだけど、それがダメなの?

仕事が休みの日に接種したけど、翌日は出勤できず。
時給で働く者にとってこれはイタい。
むふぅ。

ミルクティー色ですってよ奥さん

ツイでもつぶやきましたが、ひっさしぶりに美容室でカラーをしました。
予約が要らなくてお安いカラー専門店か自宅カラーでしのいでいましたが、んもう白髪がどーにもこーにもで。

コロナ前に行っていた美容室だったのですが、オンライン予約ができて、先日見たらその日の午後が空いていたので即決。
生まれて初めてブリーチをしました。

伸びてくる白髪を目立たなくするには、明るい色でカラーリングしたい。
けどそのためにはどうしたって一度はブリーチしないと、ってみなさん口をそろえて言うんだもの。
自宅カラーでだんだんに明るくしていたけれど、さすがにブリーチはプロにやってもらいたい、と思ったわけです。

明るい色と言ってもいろいろござんすが、金髪よりだとスナックのママ風味になると聞いていたので、銀髪よりにしてくださいと美容師に相談。
そしたらグレーにするには暗めの色を入れる必要があるので、茶系をお勧めします、と。
茶系のサンプルを見せてもらったら、なるほどいい感じ。
ってことで施術開始。
ブリーチは頭皮がヒリヒリして大変でした。
しかも襟足のあたりはなかなか脱色できないらしく、もうちょっと薬剤を足しますねーが2回ほどあって、そんな完璧じゃなくていいですって言ったのですが、
「いや、やらせてください! きれいにしたいんです!」。
そ、そうなの? と思っておまかせしました。

結果、キレイに色が抜けていったんは金髪になりました。
その後カラーリング。
トータルで3時間かかり、座っているだけなのに疲労困憊でした。
で、こうなりました。


変なスタンプでごめんなすって。
でも我ながらいい色になったなぁと思いました。
元白髪だった部分が、まるでハイライトを入れたように色が抜けてるのもまた良し。

つみびと

山田詠美(中央公論新社)

離婚して幼い子ども2人を連れて新生活を始めた蓮音。風俗店で働いて懸命に子どもを育てていたが、次第にホストクラブにのめり込み、家に帰らなくなる。締め切ったマンションの部屋、子どもたちは真夏の暑さの中で意識を失ってゆく……。

物語は蓮音とその母親である琴音を中心にして語られる。
琴音の育った環境も最悪なものだった。父親は家族を暴力で支配していて、見境なく手を挙げるような人だった。外では大人しく地味な人、しかし突然狂ったように暴力を振るう父親。
そんな父親の亡き後、母親はある男の愛人となるがその男は琴音を、今度は性暴力で痛めつける。

次々に不幸がふってくる琴音のような人生。
その子どもである蓮音もまた琴音が突然家出した後、弟たちの面倒をみながら必死に生きる。かっこつけるばかりで頼りにならない父親に代わって。

忌み嫌っていたはずの親なのに、気付けば自分も育児放棄……いったいなぜ? 蓮音は自問自答する。
こんな一節がある。
やり方を知らないんだ、と思う。人に可愛く頼ったり、可憐にすがり付く方法が蓮音には、どうしても解らない。

思わずため息が漏れた。分かりすぎる。
蓮音の夫も義母も善人ではあったが、それゆえ彼女の心理が理解不能だったのだろう。ただ人格を否定せずに温かく包み込んで欲しい……彼女の願いはそれだけだったと思う。

非常に読んでいて苦しい一冊であったが、琴音、蓮音親子について羨ましい点がひとつあった。
病気の描写はなかったので、きっと身体だけは丈夫だったのだろう。
私が育った環境は彼女たちほど劣悪ではなかったが、自身の虚弱さが世界を暗くしていた。
(隙自語ですみません)
75点

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