Amazon Primeで観ました。
オットー(トム・ハンクス)は偏屈で頑固な老人で、近所を巡回してはルールを守らない人に文句を言う毎日。
そんなある日、家の向かい側に陽気な一家が引っ越してくる。
特に奥様であるマリソルは、何かとオットーに話しかけてはうるさがられる。
実はオットーは最愛の妻を亡くし、生きる意味を見いだせずに絶望していたのだ。
ひそかに自殺しようとするも、そのたび邪魔が入り……。
号泣ものの映画、という触れ込みを某所でみて、涙活! とばかりに観てみましたが、それほどでもなかったかな。
ラストは感動したけど、オットーがあまりにも頑固ジジイで、挨拶さえ返さないんだもの。
ウチの隣に住んでいた頑固ジジイを思い出しちゃって、勝手に不愉快になってしまいました。
あと、マリソルのことをアホだと思っていたのに、途中でそうではないことがわかったときのオットーの反応が疑問でした。
え、何、学歴で判断するの? 人間的におバカさんだと思って見下していたんじゃなかったの? と疑問でした。
ちうわけでプライム会員も抜けたので、映画も観れなくなりました。
あ、レオナルド・ディカプリオの「インセプション」も観たんだった……夢の中の夢、の中のぉ 夢の中へ夢の中へ~行ってみたいと思いませんか~
って歌い出すほど訳わからんかったです。
オットー(トム・ハンクス)は偏屈で頑固な老人で、近所を巡回してはルールを守らない人に文句を言う毎日。
そんなある日、家の向かい側に陽気な一家が引っ越してくる。
特に奥様であるマリソルは、何かとオットーに話しかけてはうるさがられる。
実はオットーは最愛の妻を亡くし、生きる意味を見いだせずに絶望していたのだ。
ひそかに自殺しようとするも、そのたび邪魔が入り……。
号泣ものの映画、という触れ込みを某所でみて、涙活! とばかりに観てみましたが、それほどでもなかったかな。
ラストは感動したけど、オットーがあまりにも頑固ジジイで、挨拶さえ返さないんだもの。
ウチの隣に住んでいた頑固ジジイを思い出しちゃって、勝手に不愉快になってしまいました。
あと、マリソルのことをアホだと思っていたのに、途中でそうではないことがわかったときのオットーの反応が疑問でした。
え、何、学歴で判断するの? 人間的におバカさんだと思って見下していたんじゃなかったの? と疑問でした。
ちうわけでプライム会員も抜けたので、映画も観れなくなりました。
あ、レオナルド・ディカプリオの「インセプション」も観たんだった……夢の中の夢、の中のぉ 夢の中へ夢の中へ~行ってみたいと思いませんか~
って歌い出すほど訳わからんかったです。
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村田沙耶香(朝日新聞出版)
小学生の結佳はごく普通の子だったが、習字教室に一緒に通う伊吹陽太にだけは特別な感情を抱いていた。
純粋で何も知らない伊吹をからかって遊ぶ結佳、時にはエスカレートしてキスをせがむようなことも。
中学生になった結佳は、スクールカーストでは下位に甘んじていた。
いっぽう相変わらずのほほんと学校生活を送っている伊吹は、女子にモテる男の子へと変貌していた……。
一言でいって分かりすぎる話であった。
小・中学生という微妙な年齢の心のゆらぎを、ここまで鮮烈に描いている物語はそうそうないだろう。
たとえば結佳は、昼休みにひとりで校庭を散歩する。
「こうしていると、教室で騒いでいる子たちは脇役で、自分が主人公であるような気がしてくる。誰かが、高いところで私を主人公にした物語を紡いでいるような気持ちだ。」
ああああああと手で顔を覆いたくなるような、こんな気持ち。不細工な自分を卑下しつつ、でも夢を見てしまう気持ち。分かる、からこそ心が痛む。
それから女子同士のくだらないけど絶対的な暗黙のルール。
カースト上位の子たちの気まぐれには上手く付き合い、ご機嫌を損ねないようにすること。
褒められたら、必ず褒め返すこと。相手の待っている褒め言葉を投げること。
そうやって女子たちは危うい関係を続けていく。
いろいろな人間が集まるはずの学校という場所で、どうしてこうも同じような組織が出来上がってしまうのか、心底不思議である。
やがて結佳は、カースト最下位の信子ちゃんを通して、ひとつの結論へとたどり着く。
本当の美しさとは何か。顔の美醜ではないとしたら、それは何なのか。
そこから彼女は、精神的に成長を遂げた伊吹を通して、さらに確かな価値観を得る。
結佳と伊吹が語り合うラストは少しの気持ち悪さと、大きな爽快感があった。
95点
小学生の結佳はごく普通の子だったが、習字教室に一緒に通う伊吹陽太にだけは特別な感情を抱いていた。
純粋で何も知らない伊吹をからかって遊ぶ結佳、時にはエスカレートしてキスをせがむようなことも。
中学生になった結佳は、スクールカーストでは下位に甘んじていた。
いっぽう相変わらずのほほんと学校生活を送っている伊吹は、女子にモテる男の子へと変貌していた……。
一言でいって分かりすぎる話であった。
小・中学生という微妙な年齢の心のゆらぎを、ここまで鮮烈に描いている物語はそうそうないだろう。
たとえば結佳は、昼休みにひとりで校庭を散歩する。
「こうしていると、教室で騒いでいる子たちは脇役で、自分が主人公であるような気がしてくる。誰かが、高いところで私を主人公にした物語を紡いでいるような気持ちだ。」
ああああああと手で顔を覆いたくなるような、こんな気持ち。不細工な自分を卑下しつつ、でも夢を見てしまう気持ち。分かる、からこそ心が痛む。
それから女子同士のくだらないけど絶対的な暗黙のルール。
カースト上位の子たちの気まぐれには上手く付き合い、ご機嫌を損ねないようにすること。
褒められたら、必ず褒め返すこと。相手の待っている褒め言葉を投げること。
そうやって女子たちは危うい関係を続けていく。
いろいろな人間が集まるはずの学校という場所で、どうしてこうも同じような組織が出来上がってしまうのか、心底不思議である。
やがて結佳は、カースト最下位の信子ちゃんを通して、ひとつの結論へとたどり着く。
本当の美しさとは何か。顔の美醜ではないとしたら、それは何なのか。
そこから彼女は、精神的に成長を遂げた伊吹を通して、さらに確かな価値観を得る。
結佳と伊吹が語り合うラストは少しの気持ち悪さと、大きな爽快感があった。
95点
というわけで車中泊の模様をYouTubeにUPしました。
7分超えの大作なので、お暇なときにでもご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=7zwZ_yZ6QF4
ココでは村上春樹の新刊を読んだり、なんて書いたけど、実際は本は開いたものの「……なんとか読めるけど目が悪くなるわ、これ」と思って、そっ閉じしたのでした(言い訳
しかし動画編集ってほんっとに大変だわ。
毎日のように上げてる人、本当に尊敬するわ。
まず撮影が大変。
人が映り込まないようにしなくちゃだし、車のナンバーもNGだし。
どうしても入ってしまったときは、編集でぼかしを入れるわけですが、動く標的を追うのがしんどい。
BGMも入れましたが、無料の音楽サイトで拾ってきたものでございます。
それだって作者ごとにクレジット入れなくていいのかを確認しいしいですから。
編集ソフトも字幕を入れるのがまた難儀で、場面の早送りとかすると、入れた字幕がズレちゃう。
そして凝れば凝るほど際限がなく、時間ばっかりかかるんだ、これが。
って愚痴ばっかりですが、作業中はもう夢中でして、アレ? 私いま楽しい? ってアホちゃうか。
ふふふ。
7分超えの大作なので、お暇なときにでもご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=7zwZ_yZ6QF4
ココでは村上春樹の新刊を読んだり、なんて書いたけど、実際は本は開いたものの「……なんとか読めるけど目が悪くなるわ、これ」と思って、そっ閉じしたのでした(言い訳
しかし動画編集ってほんっとに大変だわ。
毎日のように上げてる人、本当に尊敬するわ。
まず撮影が大変。
人が映り込まないようにしなくちゃだし、車のナンバーもNGだし。
どうしても入ってしまったときは、編集でぼかしを入れるわけですが、動く標的を追うのがしんどい。
BGMも入れましたが、無料の音楽サイトで拾ってきたものでございます。
それだって作者ごとにクレジット入れなくていいのかを確認しいしいですから。
編集ソフトも字幕を入れるのがまた難儀で、場面の早送りとかすると、入れた字幕がズレちゃう。
そして凝れば凝るほど際限がなく、時間ばっかりかかるんだ、これが。
って愚痴ばっかりですが、作業中はもう夢中でして、アレ? 私いま楽しい? ってアホちゃうか。
ふふふ。
Amazon Primeで観ました。
50代の大学教授クレール(ジュリエット・ビノシュ)は、若い男性と付き合っていたが破局する。
その後、彼女はFacebookで24歳のクララになりすまし、元彼の友だちであるアレックス(フランソワ・シビル)に接近する。
2人はSNS内で会話を重ねるうちに、恋に落ちてしまうが……。
見終わって複雑な気持ちになる映画でした。
ジュリエット・ビノシュはとても美人なのに、年下の彼にフラれたことで自分の老いを過剰に意識することとなります。
意地でも若い男を落としてやる! という熱意が周りの人間を傷つけるのですね。
子どももいるのに、お世話がおろそかになったり。
一番の被害者はもちろんアレックスです。
会いたいと懇願するさまが、んもういじらしくて。
たたずまいもまるで子犬みたいで可愛くて、知らない俳優さんでしたが眼福でした。
しかしフランスとかでは大人の女性は成熟していて憧れの対象、というイメージがありましたが。
日本のような若さ至上主義? も実はあるのかな。
ジュリエット・ビノシュがシミがー、しわがーと自分を卑下するたびに、そんなに美しくてもダメ? と驚きました。
もうちょっとブサな女優だったら説得力があったかな。
50代の大学教授クレール(ジュリエット・ビノシュ)は、若い男性と付き合っていたが破局する。
その後、彼女はFacebookで24歳のクララになりすまし、元彼の友だちであるアレックス(フランソワ・シビル)に接近する。
2人はSNS内で会話を重ねるうちに、恋に落ちてしまうが……。
見終わって複雑な気持ちになる映画でした。
ジュリエット・ビノシュはとても美人なのに、年下の彼にフラれたことで自分の老いを過剰に意識することとなります。
意地でも若い男を落としてやる! という熱意が周りの人間を傷つけるのですね。
子どももいるのに、お世話がおろそかになったり。
一番の被害者はもちろんアレックスです。
会いたいと懇願するさまが、んもういじらしくて。
たたずまいもまるで子犬みたいで可愛くて、知らない俳優さんでしたが眼福でした。
しかしフランスとかでは大人の女性は成熟していて憧れの対象、というイメージがありましたが。
日本のような若さ至上主義? も実はあるのかな。
ジュリエット・ビノシュがシミがー、しわがーと自分を卑下するたびに、そんなに美しくてもダメ? と驚きました。
もうちょっとブサな女優だったら説得力があったかな。
日曜日に思い立って初・車中泊を決行しました。
ストレスに潰される前に、夏が来る前に、いろいろ買ったものとか試したかったのです。
夕方家を出て、まずは日帰り温泉施設へ。
途中で軽食を買い、温泉施設の大広間で食事。
私はいつも食べてからお風呂派なので、そこはどうしても崩せませんでした。
その後、大浴場へ。
日曜の夜なら空いてるかと思いきや、けっこう人がいて驚きました。
17時を過ぎると料金が割引になるから、みなさんそれがお目当てか?
初めて行った場所でしたが、どこもこぎれいで良かったです。
20時ちょっと前にそこを出て、車で20分ほどの道の駅へ向かいました。
普段夜はほとんど運転しないのでド緊張、しかも初めて行く所だし。
びゅんびゅん飛ばす車を路肩へ一時停止してやり過ごし、無事に道の駅に到着しました。
もう施設自体は閉店していましたが、駐車場は24時間入れます。
騒音対策として、道路からもトイレからも遠い所に停めました。
そこから寝る準備をしました。
懐中電灯をつけて、外から見えないように窓にはカーテンやシェードを取り付け。
座席をフルフラットにして、でこぼこを持参したクッションでやわらげたり、マットレスを敷いたり。
何しろ初めてだから時間がかかるったらありゃしない。
1時間以上かけてやっと落ち着きました。
そこからお菓子を食べたり。
スマホでTVerを見たり。
お菓子を食べたり。
この日のために読まずにとっておいた村上春樹の新刊を読んだり。
お菓子を食べたり。
で気付いたら午前すぎだったので、そこから眠りに……。
普段から不眠の人がそう簡単に眠れるはずもなく、けれど切れ切れに4時間くらいは眠ったようでした。
7時には起きたのですが、もう暑い!
お湯を沸かしてコーヒーを飲む予定でしたが中止せざるを得ず。
持参したシリアルとヨーグルトで朝食としました。
そこから車内を片付けて、道の駅が9時から開店したので、ちょこっと見て地場産の野菜などを買ってみました。
動画を撮ったので、あとでつべにでもあげようかと企んでおります。
(車中泊女子、って山ほどあがってるけど、BBAのそれはあんまりないみたいだから)
疲労困憊でしたが、頭痛はまったく起きず。
やっぱりそういうことだよねぇ。
ストレスに潰される前に、夏が来る前に、いろいろ買ったものとか試したかったのです。
夕方家を出て、まずは日帰り温泉施設へ。
途中で軽食を買い、温泉施設の大広間で食事。
私はいつも食べてからお風呂派なので、そこはどうしても崩せませんでした。
その後、大浴場へ。
日曜の夜なら空いてるかと思いきや、けっこう人がいて驚きました。
17時を過ぎると料金が割引になるから、みなさんそれがお目当てか?
初めて行った場所でしたが、どこもこぎれいで良かったです。
20時ちょっと前にそこを出て、車で20分ほどの道の駅へ向かいました。
普段夜はほとんど運転しないのでド緊張、しかも初めて行く所だし。
びゅんびゅん飛ばす車を路肩へ一時停止してやり過ごし、無事に道の駅に到着しました。
もう施設自体は閉店していましたが、駐車場は24時間入れます。
騒音対策として、道路からもトイレからも遠い所に停めました。
そこから寝る準備をしました。
懐中電灯をつけて、外から見えないように窓にはカーテンやシェードを取り付け。
座席をフルフラットにして、でこぼこを持参したクッションでやわらげたり、マットレスを敷いたり。
何しろ初めてだから時間がかかるったらありゃしない。
1時間以上かけてやっと落ち着きました。
そこからお菓子を食べたり。
スマホでTVerを見たり。
お菓子を食べたり。
この日のために読まずにとっておいた村上春樹の新刊を読んだり。
お菓子を食べたり。
で気付いたら午前すぎだったので、そこから眠りに……。
普段から不眠の人がそう簡単に眠れるはずもなく、けれど切れ切れに4時間くらいは眠ったようでした。
7時には起きたのですが、もう暑い!
お湯を沸かしてコーヒーを飲む予定でしたが中止せざるを得ず。
持参したシリアルとヨーグルトで朝食としました。
そこから車内を片付けて、道の駅が9時から開店したので、ちょこっと見て地場産の野菜などを買ってみました。
動画を撮ったので、あとでつべにでもあげようかと企んでおります。
(車中泊女子、って山ほどあがってるけど、BBAのそれはあんまりないみたいだから)
疲労困憊でしたが、頭痛はまったく起きず。
やっぱりそういうことだよねぇ。