忍者ブログ

こういう新作を待っていた

クリスマスも何事もなく過ぎ去り、あとはお正月を待つばかり。
って何の予定もないけどさ。

今年の読書を振り返れば、ココにUPできたのがたったの4冊でした。
陰で読んではいたのですが、感想を書く気力がなかったですね。

同じ本を買わないよう、備忘録として書くと
川上弘美「恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ」
クラフト・エヴィング商会「ないもの、あります」
青崎有吾「11文字の檻」
フランツ・カフカ「絶望名人カフカの人生論」
茨木のり子「茨木のり子集 言の葉2」
竹宮恵子「少年の名はジルベール」
松浦弥太郎「伝わるちから」

って陰でもぜんぜん読んでなかったわ。
そんな少数精鋭(言い方)のなかで、一番面白かったのはやっぱり川上弘美さんの「恋は…」かなぁ。
読んでいて「あぁぁぁ、わかるぅぅ」とうなった箇所がたくさんありました。
(ずっと心に引っかかっていることをさして)「夜中目が覚めた時に、必ず考えちゃうことって、いくつか、あるでしょ」
うんうん。
(家族だけが知る変な言い回しに関して)「我が家だけで通じる言葉だったよね」
あるある。
「一人でいることがさみしいのではなく、どうしようもなく誰かと一緒にいたい、という相手を自分が求めないことがさみしいのだった」
深いね。
この作品は100点でした。

来年はどんな本に出会えるのか、ささやかな楽しみではございます。

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 5
6 8 9 10 11 12
13 15 16 17 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[04/06 まきまき]
[04/06 もか]
[03/25 まきまき]
[03/25 もか]
[03/25 まきまき]

プロフィール

HN:
まきまき
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析