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よしなしごとども 書きつくるなり
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ポール・タフ(英治出版)

アメリカの子どもの貧困率は51%。貧困層のほうがマジョリティという現状に、筆者が、大人たちが出来ることは何か?

IQや学力を表す認知能力に対して、ひとつのことをやり抜く力、物事に取り組もうとする好奇心や意欲を非認知能力と呼ぶらしい。
それは子どもの期間、つまり未就学の時期に育まれるもので、だからこそ大切な期間であると言える。
過酷であったり、不安定であったりする家庭に育った子は、脳に悪影響が出て非認知能力は低下する。そのような環境にある(あった)子に、周囲はどのように介入すればいいのか、具体例がいくつか示されている。

まず貧困家庭への家庭訪問。
親自身も逆境に育った者が多く、疲弊しているので、共感や励ましでもって気を楽にさせてあげると、親も子どもも変わる。

就学後の取り組みとしては、モチベーションが続かない賞罰よりも、
・自ら興味を持って取り組める課題
・多少の困難を伴う、有能感を持てる課題
・教師に価値を認められていると感じられる課題
が生徒を伸ばすという。

今や日本もアメリカのように格差社会となりつつある。
困っている子どもに手を差し伸べることが、未来を創る投資だとマジで政治家は心得て欲しいものである。
75点

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