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ユダの窓

カーター・ディクスン(早川書房)

 婚約者の父親に会いに行った男。出されたウィスキー・ソーダを飲んだ彼は、急に気を失ってしまう。
 次に気が付いたときには、父親は殺されており、彼は密室で二人きりであった……。

 作品の舞台はほとんど法廷である。
 そこでの被告人側の弁護人と、日本で言うなら検事にあたる、追訴側の弁護人との息詰まるようなやりとりが読ませる。
 被告人側の弁護人、ヘンリー・メリヴェール卿の策士振りが際立つ。
 ただ、密室のトリックは感心しなかった。万人に理解できるトリックではないと思う。
65点
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