忍者ブログ

メモリー・ゲーム

ニッキ・フレンチ(角川書店)

 十六歳で行方不明になったナタリー。彼女の遺体が二十数年振りに自宅の庭から発見される。
 彼女と仲の良かったジェインは、自らの記憶を探ることで真実を見極めようとするが……。

 前半はストーリーがもたついている感があるが、ジェインが記憶を取り戻して以降はぐんと作者の筆が冴えてくる。
 ラストにはどんでん返しもあって、その結末は考えさせられる内容となっている。
 ひとつ難点を挙げれば、セラピストであるアレックスのその後について。彼がどうなったのか言及されていない点に物足りなさを感じた。
70点
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

10 2025/11 12
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 8
9 10 11 12 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[11/10 まきまき]
[11/09 もか]
[11/02 まきまき]
[11/02 もか]
[10/31 まきまき]

プロフィール

HN:
まきまき
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析