ニッキ・フレンチ(角川書店)
十六歳で行方不明になったナタリー。彼女の遺体が二十数年振りに自宅の庭から発見される。
彼女と仲の良かったジェインは、自らの記憶を探ることで真実を見極めようとするが……。
前半はストーリーがもたついている感があるが、ジェインが記憶を取り戻して以降はぐんと作者の筆が冴えてくる。
ラストにはどんでん返しもあって、その結末は考えさせられる内容となっている。
ひとつ難点を挙げれば、セラピストであるアレックスのその後について。彼がどうなったのか言及されていない点に物足りなさを感じた。
70点
十六歳で行方不明になったナタリー。彼女の遺体が二十数年振りに自宅の庭から発見される。
彼女と仲の良かったジェインは、自らの記憶を探ることで真実を見極めようとするが……。
前半はストーリーがもたついている感があるが、ジェインが記憶を取り戻して以降はぐんと作者の筆が冴えてくる。
ラストにはどんでん返しもあって、その結末は考えさせられる内容となっている。
ひとつ難点を挙げれば、セラピストであるアレックスのその後について。彼がどうなったのか言及されていない点に物足りなさを感じた。
70点
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