トーン・テヘレン(新潮社)
臆病なハリネズミが、自分の家に動物たちを招待しようと思い立つ。手紙を書き始めるが、心配ごとが次々に浮かんできて止まらない。来て欲しい、けど誰も来なくてもだいじょうぶです……ハリネズミは手紙を出せるのか?
手紙を出して本当にその動物が来たら、こんな嫌なことが起きるのでは? と不安になるハリネズミ、その心情が痛いほどわかる。
ほとんどは取り越し苦労で、ヘンな人、悪い人はそうそういないのだけど、それでも尻ごみしてしまう。
さびしくてつながりたいのだけど、プライドが邪魔をする。
傷付くくらいなら最初から関わらないほうがマシ。
こういう考え方をしがちな性格の人(私も含めて)がこれを読んだら、ハリネズミを応援したい気持ちとイライラする気持ちで揺れ動くと思う。
というわけで、この物語が心に響く人とそうでない人、真っ二つになりそうではある。
臆病なハリネズミが、自分の家に動物たちを招待しようと思い立つ。手紙を書き始めるが、心配ごとが次々に浮かんできて止まらない。来て欲しい、けど誰も来なくてもだいじょうぶです……ハリネズミは手紙を出せるのか?
手紙を出して本当にその動物が来たら、こんな嫌なことが起きるのでは? と不安になるハリネズミ、その心情が痛いほどわかる。
ほとんどは取り越し苦労で、ヘンな人、悪い人はそうそういないのだけど、それでも尻ごみしてしまう。
さびしくてつながりたいのだけど、プライドが邪魔をする。
傷付くくらいなら最初から関わらないほうがマシ。
こういう考え方をしがちな性格の人(私も含めて)がこれを読んだら、ハリネズミを応援したい気持ちとイライラする気持ちで揺れ動くと思う。
というわけで、この物語が心に響く人とそうでない人、真っ二つになりそうではある。
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