ピエール・ルメートル(文藝春秋)
男に誘拐され、小さな木箱に押し込められたアレックス。次第に衰弱し、死は目前に迫る。男の狂気、腹を空かせて彼女を狙うねずみたち……アレックスは生き延びることができるのか?
何を書いてもネタバレになる、ということで「面白いからとりあえず読んで!」と言いたい。
テンポ、申し分なし。警察関係者のキャラクター設定、ばっちり。犯人の(それって誰だろう?)動機、説得力あり。
唯一の難点は、たくさん出てくる残酷なシーン、だろうか。そこはまさに字づらだけ読んでやり過ごした。こういうのは想像したら負けなのだ。
久々に「このミス」1位の作品を読んだが、期待を裏切らない一冊であった。
90点
男に誘拐され、小さな木箱に押し込められたアレックス。次第に衰弱し、死は目前に迫る。男の狂気、腹を空かせて彼女を狙うねずみたち……アレックスは生き延びることができるのか?
何を書いてもネタバレになる、ということで「面白いからとりあえず読んで!」と言いたい。
テンポ、申し分なし。警察関係者のキャラクター設定、ばっちり。犯人の(それって誰だろう?)動機、説得力あり。
唯一の難点は、たくさん出てくる残酷なシーン、だろうか。そこはまさに字づらだけ読んでやり過ごした。こういうのは想像したら負けなのだ。
久々に「このミス」1位の作品を読んだが、期待を裏切らない一冊であった。
90点
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