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よしなしごとども 書きつくるなり
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アガサ・クリスティー(早川書房)

 ある晩、皆に慕われていた神父が撲殺される。彼はある事件に関する重要な事実を握っていたらしい。学者であるマークは事件の真相を探るべく、とある館へと赴く。そこには人を呪い殺すと噂される三人の女性が住んでいた……。

 濃霧に包まれた夜、魔術、霊媒、メンデルスゾーンの葬送行進曲、とオカルトっぽい演出を散りばめながら、物語は進んでいく。しかも登場人物たちは(警察の関係者でさえ)「人知の及ばない事はある」というようなことをにおわす。
 これは本当に「トリック無し、呪いに因る死」という結論に達してしまうのか? ミステリの女王と言われたクリスティーがそんな作品を書いたのか? と一種の恐れにも似た感情を抱きながら終盤まで読んだ。そして……
 ここでラストを語るわけにはいかないが、私の想いは杞憂だった、とだけ書いておこう。
75点
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