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一九八四年[新訳版]

ジョージ・オーウェル(早川書房)

 近未来、世界は3つの超大国にわかれて、常に戦闘状態にあった。オセアニアに属するウィンストンの仕事は、主に歴史の改ざんであった。政治に関するあらゆる記録は、現実に起きたことに基づいて、政府の都合の良いようにすべて書き換えなければならないのであった……。

 面白い展開になるのを辛抱強く待ったが、半分を過ぎても陰鬱で救いのない話であった。しかも難解。最初に読んだ「解説」でめげそうだった。めげれば良かった。

 オセアニアという国は、政府によって徹底的に管理、監視されている。国民の権利など、皆無である。そんな国で、はたして生きてゆく意味はあるのか。
 いろいろと考えさせられたが、一か月かけても読了できず降参。
288ページまで読んだ(ハヤカワ epi文庫 17刷)

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