渡辺淳一(文藝春秋社)
短編集。駅のキオスクで買って、出張先までの車中で読むサラリーマン……読者層はそのあたりか。
「酔いどれ天使」。飲み出したら止まらない克彦。妻が妊娠四ヵ月のとき、友人から「酩酊児」の話を聞き、不安に襲われる……。
オチは効いているが、なんともイヤな話だ。妻の人間性を疑ってしまった。
「乳房切断」。乳がんと診断され、片方の乳房を切断した女性。数年後、それは誤診であったことがわかる。
因果応報がテーマだろうか。それにしても犯した「罪」よりも受けた「罰」のほうがはるかに重い気がするが。
60点
短編集。駅のキオスクで買って、出張先までの車中で読むサラリーマン……読者層はそのあたりか。
「酔いどれ天使」。飲み出したら止まらない克彦。妻が妊娠四ヵ月のとき、友人から「酩酊児」の話を聞き、不安に襲われる……。
オチは効いているが、なんともイヤな話だ。妻の人間性を疑ってしまった。
「乳房切断」。乳がんと診断され、片方の乳房を切断した女性。数年後、それは誤診であったことがわかる。
因果応報がテーマだろうか。それにしても犯した「罪」よりも受けた「罰」のほうがはるかに重い気がするが。
60点
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