横山秀夫(文藝春秋社)
短編集。
表題作の「動機」より「逆転の夏」が良かった。
殺人罪の刑期を終えて社会復帰した山本は、見知らぬ男から殺人を依頼される。初めは聞き流していたが、相手の男が勝手に銀行口座に金を振り込んできて、彼は次第に迷いだす。成功報酬は五千万円。彼は求めに応じるのか。
前科のある人間の不安や焦燥、憤りがとても分かりやすく描かれている。終盤のどんでん返しも効いているし、救いのあるラストも良い。
80点
短編集。
表題作の「動機」より「逆転の夏」が良かった。
殺人罪の刑期を終えて社会復帰した山本は、見知らぬ男から殺人を依頼される。初めは聞き流していたが、相手の男が勝手に銀行口座に金を振り込んできて、彼は次第に迷いだす。成功報酬は五千万円。彼は求めに応じるのか。
前科のある人間の不安や焦燥、憤りがとても分かりやすく描かれている。終盤のどんでん返しも効いているし、救いのあるラストも良い。
80点
PR
この記事にコメントする