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よしなしごとども 書きつくるなり
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村上春樹(文藝春秋)

 短編が6本、収められているが、どれもこれも面白かった。
 そしてどれもこれも「その先を教えて」というところで終わっている。それが物足りなくもあり、想像をかき立てられるところでもあり。

 特にそう思ったのが『木野』。
 バーのマスターである木野。ある夜、柄の悪い客がやってきて、それを常連客である男が追い払ってくれたのだが……。
 木野はそのあとどうなったのさ!? とページの余白をながめて(ハルキふうに言うと)「やれやれ」とつぶやいた私だった。ふっ。

 唐突に「その女と寝た」的なフレーズも何度か出てきたし、傍点も多用されているし、ハルキをハルキにしているのはハルキだな、なんてことも改めて思った。
85点

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