福永武彦(扶桑社)
加田怜太郎というのは福永武彦のペンネームで、アナグラム(並べ替え)で「誰だろうか」となるわけです。この遊び心が良い。とにかく本人が楽しんで書いているというのが滲み出ている作品集。
内容的には本格派ミステリーというくくりになるのであろうが、なんとも古めかしい感じがする。でもそれもあまり気にならない。私は作品の雰囲気を楽しんだ。
巻末の「付録」も豪華執筆陣で、読んで損はない。
70点
加田怜太郎というのは福永武彦のペンネームで、アナグラム(並べ替え)で「誰だろうか」となるわけです。この遊び心が良い。とにかく本人が楽しんで書いているというのが滲み出ている作品集。
内容的には本格派ミステリーというくくりになるのであろうが、なんとも古めかしい感じがする。でもそれもあまり気にならない。私は作品の雰囲気を楽しんだ。
巻末の「付録」も豪華執筆陣で、読んで損はない。
70点
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