永井するみ(双葉社)
六つの短編集。癖のない文章で、さらりと読みやすい。
内容的には、ほとんどの話が「殺人」に必然性がないような気がした。簡単に言うなら「何も、殺さんでも」である。
だが筆者はそれが言いたかったのかもしれない。犯人にしてみれば充分な理由があり、それは他人には理解されなくてもかまわない、ということだ。
最後の「雪模様」が一番はらはらした。幼い子供は手にかけないで欲しい、とやはり思ってしまう。
70点
六つの短編集。癖のない文章で、さらりと読みやすい。
内容的には、ほとんどの話が「殺人」に必然性がないような気がした。簡単に言うなら「何も、殺さんでも」である。
だが筆者はそれが言いたかったのかもしれない。犯人にしてみれば充分な理由があり、それは他人には理解されなくてもかまわない、ということだ。
最後の「雪模様」が一番はらはらした。幼い子供は手にかけないで欲しい、とやはり思ってしまう。
70点
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