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よしなしごとども 書きつくるなり
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外山滋比古(筑摩書房)

 「考えるってなぁに?」を教えてくれる本。
 論理ばかりこねくり回してわけが分からない本が多いなか、本書はきっちりと具体例を示していて明快でいい。

 試験の前日、まったく関係ない本が目に留まり、ふと読んでしまう、ずんずん読んでしまう。それがきっかけとなって新しい関心の芽が出てくるなら、それも良し、とか。
 浮かんだ考えを書きとめておくノートの作り方(図解入りでかなり詳細)、とか。

 しかし何といっても本書の読みどころは「文庫本のあとがきにかえて」ではないだろうか。
 アメリカ人は言う、日本人は二言目には「I think……」と言うが、そんなに思索的なのか?
 これはただ断言するのが苦手な日本人が、文末に「……と思います」と言っているだけだというオチ。では「I think」の核心に迫るにはどうしたらいいのか。答えは本書にある。
70点
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