川上弘美(平凡社)
エッセイ「東京日記」の第4弾。
エッセイ「東京日記」の第4弾。
今回は東日本大震災があったり、入院・手術があったり、激動の3年間だったらしい。
あるとき、メガネ屋さんで新しいメガネを作ることになった川上氏。左右の視力がアンバランスで、遠近両用は無駄、と言われてしまう。
「遠くを見るときは左目、近くを見るときは右目しか使っていない」と店員に言われ、驚く。それ、私も同じです。
大女、花粉症に続く共通点に、テンション上がりまくり。
ロシアの話題も興味深かった。日本のポストモダン文学を研究しているという学生と会う川上氏。具体的に誰の作品を読んだのか? と聞いたら
ロシアの話題も興味深かった。日本のポストモダン文学を研究しているという学生と会う川上氏。具体的に誰の作品を読んだのか? と聞いたら
「イサカコウタロウとミヤベミユキ」
という答えだったそう。
ロシアで伊坂幸太郎が読まれているとは。日本人にしか分からない「行間」のある作家だと思っていたので、意外だった。
95点
ワタシの一行
共通の友だちが、夫から虐げられているという話を、知り合いは教えてくれた。
「ああいうのを、精神的DVDっていうのよね。許せないわ」
ワタシの一行
共通の友だちが、夫から虐げられているという話を、知り合いは教えてくれた。
「ああいうのを、精神的DVDっていうのよね。許せないわ」
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