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女學校

岩井志麻子(マガジンハウス)

 時は大正。若く美しい人妻、花代子と月絵。二人は花代子の家の洒落た洋間で、女学校時代の思い出を語り合う。甘やかでどこか蠱惑的な思い出話。

 これは感想を述べるのが難しい。夢の世界をさまようような二人の話に、なかなか感情移入できないのだ。その夢は、あの手この手で描き出されるのだが、皆インパクトに欠けていて、心に迫るものがない。
 檸檬色の壜に入った、菫の砂糖漬け。仏蘭西のチョコレェトの銀の箱。そんな小道具にはちょっと魅力を感じたが、内容はいただけない。
55点
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