井上靖(新潮社)
登山仲間の小坂と魚津。二人が穂高に登山したとき小坂のザイルが切れて、彼は死んでしまう。
人妻を愛して苦しんでいた小坂。彼の死は事故か自殺か。
私は登山というものに全く興味がない。そんな私でさえこの作品には心動かされた。
山に闘いを挑むものたちの考え方、ひいては生き方に、素直に感動できた。
ただ、そうは言っても終盤の展開には違和感が残った。こんな悲しい結末にしなくても良かったのではないだろうか。
80点
登山仲間の小坂と魚津。二人が穂高に登山したとき小坂のザイルが切れて、彼は死んでしまう。
人妻を愛して苦しんでいた小坂。彼の死は事故か自殺か。
私は登山というものに全く興味がない。そんな私でさえこの作品には心動かされた。
山に闘いを挑むものたちの考え方、ひいては生き方に、素直に感動できた。
ただ、そうは言っても終盤の展開には違和感が残った。こんな悲しい結末にしなくても良かったのではないだろうか。
80点
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