東京へ行った日のこと。
特急が停車する駅まで、普通列車で行きました。
私と娘の向かい側には、小学生と思しき男子が座っていました。
「6年の社会」というタイトルの問題集(?)を広げて読みふける男子。
床に置いたリュックは口が開いていて、中には本がぎっしり。
電車を降りてから娘と、その男子の話題になりました。
「中学受験だね」
「うん、懐かしい」
「日曜まで電車で塾通いかぁ、大変ねー」
「ウチが行っていた塾は日曜休みだったけど、それ友だちに言うと驚かれるよ。日曜にやらなくていつやるの? って」
「へー。つか、あの子ずっと爪噛んでたな」
「ストレスだね、ストレス過多だね」
「何かかわいそう……。まーでもええとこのボンボンやな」
「なんで?」
「リュックがミレーのだった。小学生にしては趣味が渋いよね。親が金かけてる感じがした」
「ふーん」。
はい、すべては余計なお世話です。
特急が停車する駅まで、普通列車で行きました。
私と娘の向かい側には、小学生と思しき男子が座っていました。
「6年の社会」というタイトルの問題集(?)を広げて読みふける男子。
床に置いたリュックは口が開いていて、中には本がぎっしり。
電車を降りてから娘と、その男子の話題になりました。
「中学受験だね」
「うん、懐かしい」
「日曜まで電車で塾通いかぁ、大変ねー」
「ウチが行っていた塾は日曜休みだったけど、それ友だちに言うと驚かれるよ。日曜にやらなくていつやるの? って」
「へー。つか、あの子ずっと爪噛んでたな」
「ストレスだね、ストレス過多だね」
「何かかわいそう……。まーでもええとこのボンボンやな」
「なんで?」
「リュックがミレーのだった。小学生にしては趣味が渋いよね。親が金かけてる感じがした」
「ふーん」。
はい、すべては余計なお世話です。
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