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よしなしごとども 書きつくるなり
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Netflixで見ました。
かつて「バードマン」というヒーローもので人気を博したリーガン(マイケル・キートン)だったが、現在は落ち目。
再起をかけて舞台に挑むも、出演者が大けがをしたり、娘との関係も壊れかけていたりと、精神的にあやうい状態が続き……というストーリー。

アカデミー賞作品賞ですから、期待しちゃうよね。
がしかし。
リーガンの妄想? が激しくて、どれが現実なのか判然とせず、もやーっとした気持ちのまま終盤を迎えることになりました。
もやもやを楽しむ映画なのかもしれませんが、ココは笑いどころだよ的な部分も楽しめず、ラストシーンまでもが「見ている人の判断に任せるよ」ではあんまりじゃない? と思ってしまいました。

あ、面白かったのは、批評家の女性にバーで詰め寄るシーン。
あんたらは好き勝手に批評するだけ、何もわかってないくせに!!!
みたいなことをリーガンが言うのです。
お怒りはごもっともですが、批評するのが仕事ですからねぇ、うん。
で、彼が忌み嫌っていたネットでこの映画評を探してみましたが「人を選ぶ映画」というコメントが多数ありました。
なるほど。
私は選ばれなかったってことで。

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