Amazon primeで見ました。
60年代のアメリカ。
イタリア系白人のトニーは職を失ったタイミングで、黒人ピアニスト・シャーリーのツアーに運転手として同行することになる。
人種差別が色濃く残る南部を旅する2人。行くさきざきでトラブルに見舞われるが……。
実話をもとにした映画だそうで、半世紀前のアメリカってこうだったんだ! という驚きとともにみました。
シャーリーはアメリカ随一の天才ピアニストなのに、黒人というだけでレストランに入れなかったりします。
演奏会場は金持ち相手の一流ホールだったりするのに、トイレさえ使わせてもらえないのです。
それでもシャーリーは粛々とピアノを弾きます。
お調子者でがさつなトニーは、自身もそれまで平気で黒人差別をしていましたが、シャーリーとともに旅をするうち、次第に「これっておかしくね?」と気付きます。
そのトニーの心が変化してゆく様が、この映画の見どころでしょうか。
人種差別という重いテーマがあるものの、ふふふと笑える部分もたくさんありました。
出始め? と思われるケンタッキー・フライド・チキンの描写とか。
うまいうまいと車中でむさぼり食うトニー、ブランケットに油が付く、衛生的に疑問があるし要らないと固辞していたシャーリーが、ひとくち食べて「!」ってなるシーンが笑えました。
ケンタ、おいしいよねぇ。
あまり期待しないで見た映画でしたが、とってもいい映画でした。
60年代のアメリカ。
イタリア系白人のトニーは職を失ったタイミングで、黒人ピアニスト・シャーリーのツアーに運転手として同行することになる。
人種差別が色濃く残る南部を旅する2人。行くさきざきでトラブルに見舞われるが……。
実話をもとにした映画だそうで、半世紀前のアメリカってこうだったんだ! という驚きとともにみました。
シャーリーはアメリカ随一の天才ピアニストなのに、黒人というだけでレストランに入れなかったりします。
演奏会場は金持ち相手の一流ホールだったりするのに、トイレさえ使わせてもらえないのです。
それでもシャーリーは粛々とピアノを弾きます。
お調子者でがさつなトニーは、自身もそれまで平気で黒人差別をしていましたが、シャーリーとともに旅をするうち、次第に「これっておかしくね?」と気付きます。
そのトニーの心が変化してゆく様が、この映画の見どころでしょうか。
人種差別という重いテーマがあるものの、ふふふと笑える部分もたくさんありました。
出始め? と思われるケンタッキー・フライド・チキンの描写とか。
うまいうまいと車中でむさぼり食うトニー、ブランケットに油が付く、衛生的に疑問があるし要らないと固辞していたシャーリーが、ひとくち食べて「!」ってなるシーンが笑えました。
ケンタ、おいしいよねぇ。
あまり期待しないで見た映画でしたが、とってもいい映画でした。
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