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子宮全摘手術 体験記(その2)

【11月16日(手術日)】
6時、採血のあと浣腸。
「やったことあります?」
と聞かれたのであると答えると、看護師は液を注入すると「お願いしますね~」と行ってしまった。
あれ、どのくらい我慢するんだっけ? うーん腹いてぇ、もうだめ、20秒くらいだけど良いよね?

結果、普通の排便って感じでした。
「まぁ出たならいいわよ」と看護師。
本当は2、3分は我慢だったらしい。

8時、点滴開始。
この日は飲食不可なので空腹感を感じ始める。

12時頃、ダンナが到着。
13時、看護師が呼びに来て、いよいよ手術室へ。
徒歩でぞろぞろと歩く。

途中で「ご主人はここまでです」と言われ、「がんばってな」「うん、じゃーねー」と別れる。

手術室に入ると便所スリッパのようなものに履き替え、パジャマの上着だけ脱いでくださいと言われる。
さっとバスタオルで隠してくれて(この辺の気遣いがすごいなぁと思った。こっちとしちゃあもうどうにでもしてくれ状態だったんだが)、そのまま手術台へ上がる。

胸や腕にいろいろ装着された。必ず説明つき。
次に背中を丸めて横向きで寝るように指示され、麻酔医がこれもいちいち説明しながら硬膜外麻酔をかける。
あんまり痛くなかった。
仰向けに戻って、「では点滴から麻酔液が入ります」と言われた瞬間、眠っていた。
一瞬セメダインのような臭いがしたような。
つか下半身パジャマのままだけど良いの? なんてことも思った。
きっと眠ってからやってくれたのね。

次に目覚めたときはもう元の病室のベッドの上だった。

手術自体は2時間ほど、いろんな処置を含めて3時間ほどで戻ったらしい。
ダンナが医師に、切り取った子宮を見せてもらいながら聞いたところによると
「子宮筋腫が3個ほど、一番大きいのでゴルフボール大。あと珍しいんですけど、左卵巣にも筋腫があったので取りました。これもゴルフボール大ですね」。

そう、大きさも個数もたいしたことはない、ただ粘膜下筋腫という種類で、タチが悪かったのだ。

麻酔医が来て
「背中に麻酔が入っていってますからね。このボタンを押すと量が多くなりますから、痛いときは押してください」
と言われる。
少し気持ちが悪いと訴えると
「二日酔いみたいな状態になるんですよ。あんまり吐き気がするときは量を減らすこともできます」。

夕方、ダンナが帰る。
その夜はフットポンプのせいでほぼ寝られず。
血栓予防のために、両足に空気で膨らむマッサージ器のようなものが取り付けられていたのだ。
(これによる筋肉痛が、その後1週間ほど続く。マッサージされ過ぎも身体に良くないらしい)
看護師も1時間おきにやってくる。
ただ、傷の痛みだけは皆無。

(記事は下へ続く)
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