Back To The Past
よしなしごとども 書きつくるなり
誰も気にしていないようです
さて仕事。
とっても快適な職場環境ですが、全部完璧とはそりゃあいかないよね。
まず職種としていつも下から目線なの。
顧問契約している会社はもちろんお客様だし。
書類の提出を代行するのは監督署などのお役所で、なるべく機嫌を損ねないようにしなくちゃだし。
所長が「嫌な客はお断りすることもある」って言ってたけど、ただでさえストレスたまりそうだもん、そうなるわなぁと思いました。
あとは細かいことなんだけど、飲み放題のコーヒーやお茶問題。
ペットボトルはもちろん冷蔵庫に入れてるけど、飲み切るまで処分しないみたいです。
事務所には3、4人しかいないし来客とか滅多にないから、そうそうカラにならんのよ。
前の会社ではペットボトルを開封したら蓋にペンで日付を書いて、2日間で飲み切れなかったら廃棄、という俺様ルールを周知徹底していました。
まだ入社したばかりだし、これはさすがに言えねー。
でもいつか言うー。
とっても快適な職場環境ですが、全部完璧とはそりゃあいかないよね。
まず職種としていつも下から目線なの。
顧問契約している会社はもちろんお客様だし。
書類の提出を代行するのは監督署などのお役所で、なるべく機嫌を損ねないようにしなくちゃだし。
所長が「嫌な客はお断りすることもある」って言ってたけど、ただでさえストレスたまりそうだもん、そうなるわなぁと思いました。
あとは細かいことなんだけど、飲み放題のコーヒーやお茶問題。
ペットボトルはもちろん冷蔵庫に入れてるけど、飲み切るまで処分しないみたいです。
事務所には3、4人しかいないし来客とか滅多にないから、そうそうカラにならんのよ。
前の会社ではペットボトルを開封したら蓋にペンで日付を書いて、2日間で飲み切れなかったら廃棄、という俺様ルールを周知徹底していました。
まだ入社したばかりだし、これはさすがに言えねー。
でもいつか言うー。
PR
むかーしむかしが楽しい?
事務所はお盆休みというものがないので、今日も仕事してまーす。
って楽しそうに言うな。
さて相変わらず夫とは冷戦中ですが、クソ暑い&省エネのため冷房の効いた部屋で渋々一緒にテレビを見ることもあります。
先日Eテレの「モンモンZ」という番組を観ていたときのことです。
友人に3万円貸したけど返してくれない、という話題をやっていました。
まず借金を申し込んでくる時点でありえない、ということで夫と意見が一致しました。
次に昔の友人と会ったとき、当時の話ばっかりするのはどうよ? という話題。
学生時代の話とか何度しても楽しい、こすってこすってこすりまくりたい、という人もいれば。
今の話がしたい、昔の話ばっかりでは面白くない、という人もいました。
夫は前者で、よく集まる大好きな高校時代の友人たちとは当時の話で盛り上がるという意見でした。
私は後者で、今現在どうしてるかを知りたいという意見でした。
夫は「それは学生時代の友人じゃないからでしょ。会社入ってからの友人とか」
「いいえ。どの時代の友人でも昔の話はあまりしません」
「へぇ」
で会話は終わりましたが、さもありなんだよね。
昔話が大好きなのよ、夫は。
だから数十年前のことを持ち出して私を責めたんだわね。
けっ。
って楽しそうに言うな。
さて相変わらず夫とは冷戦中ですが、クソ暑い&省エネのため冷房の効いた部屋で渋々一緒にテレビを見ることもあります。
先日Eテレの「モンモンZ」という番組を観ていたときのことです。
友人に3万円貸したけど返してくれない、という話題をやっていました。
まず借金を申し込んでくる時点でありえない、ということで夫と意見が一致しました。
次に昔の友人と会ったとき、当時の話ばっかりするのはどうよ? という話題。
学生時代の話とか何度しても楽しい、こすってこすってこすりまくりたい、という人もいれば。
今の話がしたい、昔の話ばっかりでは面白くない、という人もいました。
夫は前者で、よく集まる大好きな高校時代の友人たちとは当時の話で盛り上がるという意見でした。
私は後者で、今現在どうしてるかを知りたいという意見でした。
夫は「それは学生時代の友人じゃないからでしょ。会社入ってからの友人とか」
「いいえ。どの時代の友人でも昔の話はあまりしません」
「へぇ」
で会話は終わりましたが、さもありなんだよね。
昔話が大好きなのよ、夫は。
だから数十年前のことを持ち出して私を責めたんだわね。
けっ。
映画「ドライブ・マイ・カー」
Amazonで観ました。
俳優兼演出家の悠介(西島秀俊)は脚本家の妻・音と満ち足りた生活を送っていた。が、音は突然死してしまう。
失意の悠介だったが、数年後に広島で開催される演劇祭で演出を担当することになる。東京から自分の車サーブで赴いたが、そこでの運転はみさきが担当することとなる。2人は次第に心を通わせ、自らの心のうちを話すようになって……。
ほぼ3時間の長い映画でしたが、飽きずに観ることができました。
俳優役で岡田将生が出ているのですが、女にだらしなくて短気な役なのです。それがぴったりハマってて、彼って本当にこういう人なんじゃ? って思わせるほど。
運転手のみさき役の三浦透子って人も演技がうまかったなぁ。ずっと仏頂面なんですけど、悪い子じゃないってのがじわーっと伝わる感じ。
彼女の生い立ちは悲惨なものでしたが、本当に人の運命ってこうやって過酷なことは全部この人へって不幸が集まってくることが多いよね。だから神も仏もありゃしないって私は思っています。
と、だいたいよかったんだけどさ
以
下
ネ
タ
バ
レ
に
な
っ
ち
ゃ
い
ま
す
け
ど
も
悠介は、妻である音が複数の男性と関係を持っていることを知っていながら問い詰めたりできなかった、関係が壊れるのが怖かった、とみさき相手に告白するのです。
なんかさー春樹作品あるあるかもしれないんだけど、股のゆるい女性を、特別な才能があるんだもの仕方あるまい的に語るのってどうなの? って思ったな。
脚本のアイデアが男性との行為の最中に湧いてくるとか何なんだよ。
ただの精力絶倫女じゃんよ。
と思いましたです。
俳優兼演出家の悠介(西島秀俊)は脚本家の妻・音と満ち足りた生活を送っていた。が、音は突然死してしまう。
失意の悠介だったが、数年後に広島で開催される演劇祭で演出を担当することになる。東京から自分の車サーブで赴いたが、そこでの運転はみさきが担当することとなる。2人は次第に心を通わせ、自らの心のうちを話すようになって……。
ほぼ3時間の長い映画でしたが、飽きずに観ることができました。
俳優役で岡田将生が出ているのですが、女にだらしなくて短気な役なのです。それがぴったりハマってて、彼って本当にこういう人なんじゃ? って思わせるほど。
運転手のみさき役の三浦透子って人も演技がうまかったなぁ。ずっと仏頂面なんですけど、悪い子じゃないってのがじわーっと伝わる感じ。
彼女の生い立ちは悲惨なものでしたが、本当に人の運命ってこうやって過酷なことは全部この人へって不幸が集まってくることが多いよね。だから神も仏もありゃしないって私は思っています。
と、だいたいよかったんだけどさ
以
下
ネ
タ
バ
レ
に
な
っ
ち
ゃ
い
ま
す
け
ど
も
悠介は、妻である音が複数の男性と関係を持っていることを知っていながら問い詰めたりできなかった、関係が壊れるのが怖かった、とみさき相手に告白するのです。
なんかさー春樹作品あるあるかもしれないんだけど、股のゆるい女性を、特別な才能があるんだもの仕方あるまい的に語るのってどうなの? って思ったな。
脚本のアイデアが男性との行為の最中に湧いてくるとか何なんだよ。
ただの精力絶倫女じゃんよ。
と思いましたです。
映画「顔」
Amazonで観ました。
ファッションモデルとして芽が出そうな秋子(岡田茉莉子)は、飯島という男に付きまとわれていた。彼は秋子の乗る電車に乗車し、復縁を迫るも彼女ともみ合っているうちに電車から転落して死亡する。
東京へ戻った秋子は江波というプロ野球の2軍選手と結婚しようと動くが、飯島の転落事故に不信を抱いた長谷川刑事(笠智衆)に追われる身となり……。
岡田茉莉子、可愛かったですねー。
お目目くりくりで鼻がツンとしてて非の打ち所がなかったです。
その美人さんがすごく裏表のある性格で、落としたい男性の前ではしとやかで虫も殺さぬ表情。
しかし邪魔者に対しては非情で、どうやって始末しようかと奸計をめぐらすんですわ。
先輩モデルの悪口を言いふらし、しかし周囲には自分が被害者のように装うって、そんな女性いるよねー。
古いモノクロ映画でしたが、まー面白かったです。
昔のファッションショーやら銀座の夜景やら、ストーリーとは別なところでも楽しめました。
ファッションモデルとして芽が出そうな秋子(岡田茉莉子)は、飯島という男に付きまとわれていた。彼は秋子の乗る電車に乗車し、復縁を迫るも彼女ともみ合っているうちに電車から転落して死亡する。
東京へ戻った秋子は江波というプロ野球の2軍選手と結婚しようと動くが、飯島の転落事故に不信を抱いた長谷川刑事(笠智衆)に追われる身となり……。
岡田茉莉子、可愛かったですねー。
お目目くりくりで鼻がツンとしてて非の打ち所がなかったです。
その美人さんがすごく裏表のある性格で、落としたい男性の前ではしとやかで虫も殺さぬ表情。
しかし邪魔者に対しては非情で、どうやって始末しようかと奸計をめぐらすんですわ。
先輩モデルの悪口を言いふらし、しかし周囲には自分が被害者のように装うって、そんな女性いるよねー。
古いモノクロ映画でしたが、まー面白かったです。
昔のファッションショーやら銀座の夜景やら、ストーリーとは別なところでも楽しめました。
死に山
ドニー・アイカー・著、安原和見・訳(河出書房新社)
1959年。冷戦下のソ連で起きた遭難事故。9人もの登山チーム全員が死亡、しかも目を覆いたくなるような死に様だった。
50年以上経った今現在でも、謎が深まるばかりのこの事件。
米国人の著者が真実に迫るドキュメンタリー。
事件当時の話と、著者が取材をしている現代の話が交互に語られ、しかも登場人物がかなりの数に登るため、最初は戸惑った。
しかし読み進むにつれ、若い登山者たちのいきいきとした描写や、対比するように明らかになっていく不気味な事件の真相に引きつけられた。
雪崩、現地人による殺害、仲間割れ、UFO、熊……すべての可能性を精査し、ひとつひとつ潰していく。その気の遠くなるような過程に挑み、最後には矛盾のない結論にたどりつく。
著者の努力は察するに余りあるが、その結論は少し地味だった。真相とは得てしてそういうものだろうが。
しかしソ連(ロシア)という国には本当に嫌悪感しかない。
指導者が変わっても強制収容所が存在し続け、体制側に反抗する者はどんどんそこへ送り込まれた。
この作品の2012年の記録にこうある。登山チームから途中脱落して生き延びたユーディン氏の証言だ。
(スターリンの時代は)貧しかったが何でも安くて暮らしやすかった。しかしプーチン政権下では国民はプランクトンも同然だ。金がすべて。エリツィンが悪いんだ。
さらに10年経った今、プーチンは。ため息しか出ない話である。
90点
1959年。冷戦下のソ連で起きた遭難事故。9人もの登山チーム全員が死亡、しかも目を覆いたくなるような死に様だった。
50年以上経った今現在でも、謎が深まるばかりのこの事件。
米国人の著者が真実に迫るドキュメンタリー。
事件当時の話と、著者が取材をしている現代の話が交互に語られ、しかも登場人物がかなりの数に登るため、最初は戸惑った。
しかし読み進むにつれ、若い登山者たちのいきいきとした描写や、対比するように明らかになっていく不気味な事件の真相に引きつけられた。
雪崩、現地人による殺害、仲間割れ、UFO、熊……すべての可能性を精査し、ひとつひとつ潰していく。その気の遠くなるような過程に挑み、最後には矛盾のない結論にたどりつく。
著者の努力は察するに余りあるが、その結論は少し地味だった。真相とは得てしてそういうものだろうが。
しかしソ連(ロシア)という国には本当に嫌悪感しかない。
指導者が変わっても強制収容所が存在し続け、体制側に反抗する者はどんどんそこへ送り込まれた。
この作品の2012年の記録にこうある。登山チームから途中脱落して生き延びたユーディン氏の証言だ。
(スターリンの時代は)貧しかったが何でも安くて暮らしやすかった。しかしプーチン政権下では国民はプランクトンも同然だ。金がすべて。エリツィンが悪いんだ。
さらに10年経った今、プーチンは。ため息しか出ない話である。
90点
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
プロフィール
HN:
まきまき
性別:
女性