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よしなしごとども 書きつくるなり
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先日、自動車保険の更新をしました。

ネットで「おすすめ」物件を見たらば、前年より2,000円くらい上がってました。
事故ってもいないし、保障内容はいっしょなのに、はて?
と思って電話したら
「お客様の車の型式は、料率のクラスがひとつ上がってしまったのです」。

説明しよう。
車ってのは型式別に保険料率クラスが出ていて、1~9までのクラスがある。
1なら事故ってる人が少ない、9なら多い。
ウチの車は今まで「4」だったのが「5」になった。
と、こういうわけですな。

へぇ~って感じですが、そうなると「1」とか「9」の車が気になります。

"自動車保険料率クラス"でググったところ、
対人賠償が「1」の車は、日産のキューブ、本田のシティなどが見つかりました。
逆に「9」は……さすがにあまりないようですが、ベンツに発見。
意外っちゃ意外?


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昨日はダンナの親戚の密葬があり、仕事を終えてからダンナと2人、高速でぴゃーっとな。

亡くなったのは僧侶だったので、坊さんだらけの葬儀となりました。
ざっと見た感じ、50人はいたでしょうか。
本堂での読経はド迫力、天井にわんわん響いていました。
(どきょう で変換できた。どっきょうじゃないんだ!)

終わったあと、大広間に食事の用意があるってことでゴチになりました。
特上と思われるお寿司をたらふく食べて、まなつちゃんに、と饅頭をポッケにいっぱいもらって、お寺をあとにしました。
来月、本葬があるのですが、そのときはもっと多くの坊さんが集まることでしょう。

ところで。
亡くなったかたとは盆正月くらいしかお会いしない間柄でしたが、ひそかに私はファンだったのであります。
私の母のことを気にかけてくれて、よく「おかあさんは元気?」って聞いてくれたり。
結婚してずっと子どもが出来なかったので、本当は子どもにあげる用のお小遣いを、私にくれたり。
いつも泰然としていて、話していると落ち着く方でした。

そんな好意を伝えることもなく、お別れとなりました。
まぁ急に「私、アナタが好きです」なんて言ったら変な人だし、好意を伝えるって難しいけど……残念ではあります。


ゆうべ、着替えを取りに2階へ上がったときのことです。

部屋のドアを開けた瞬間、中が階段の照明でぼんやりと見えました。
そこにいたのは、謎の物体。
20cmくらいの黒い生き物が、ひらひらと部屋の中を舞っている……

「ぎゃーーーーーーーー!!!」
と叫んで、反射的にドアを閉める私。

何だ何だと娘とダンナがやってきました。
「ゴキブリじゃないの?」
「違う! もっとデカい!」
「えー、蛾かな? 鳥かな?」
「わからん! どーする!?」
(ここでドアを少し開けて中を見たダンナが)
「あ~、たぶんコウモリだ」。

3人で悩んだあげく、別な部屋からベランダ越しに網戸を開けて外へ逃がす作戦を決行することに。
その重責を担ったダンナ、しばらくベランダにいましたが、
「うーん、出て行かないな。っていうか、どっかに入っちゃったよ」。

ひぃぃぃ。

ついに部屋に入ったダンナは、壁にあるエアコンの上にコウモリを発見。
ティッシュで軽くつかんで、外へ逃がしてやりました。

ひぃぃぃぃぃ。

「オレ、子どもの頃コウモリ育ててたんだ~」
とダンナ。
「小学校で毎日のようにコウモリ見てた~」
と娘。
ああああんたたち、お気楽だね。

ったく、どこから闖入したのやら。
しばらく鳥肌、冷や汗がとまりませんでした。
************************************

とある人気ブロガーさんが、ご自身の入院体験を書かれていました。
見知らぬ患者同士でも、女性はおしゃべり好きだから、まるで昔からの友だちみたいになれるよね~、って。

いやいやいや、そこは「女性」でくくらないで欲しいわ。


伊坂幸太郎(新潮社)

 高校生の由紀夫には父親が4人いる。母親が4股をかけた結果、そうなってしまったのだ。個性豊かな4人に囲まれ、それでもグレもせず、まっとうに育った由紀夫。
 そんな彼に、次々に事件がふりかかる。窮地に立たされた彼を救ったのは?
 4人の父親が、とにかく面白い。博識だが奥ゆかしい悟。勘が鋭くてギャンブラーな鷹。中学教師にしてケンカの達人、勲。元ホストで、女性とみれば口説かずにはいられない葵。こうして列挙するだけでも何かが巻き起こりそうな予感がするではないか。
 ストーリーも伊坂氏お得意の「いろいろ起こったのち大団円」となっていて、その流れに心地よく身を任せることができた。
 勝手知ったる伊坂ワールド、でも飽きさせないのはさすがだ。
90点

ワタシの一行
「あのな、大人の役割は、生意気なガキの前に立ち塞がることなんだよ。煩わしいくらいに、進路を邪魔することなんだよ」(文庫 P.165)
ずーっと悩みの種だった、向かいの家のピアノ騒音。
最近、連日、朝夕、弾きまくり。

夏休み中もそんな調子だったため、娘は涼しい日でも窓を閉め切って、エアコンをかけ、その音から逃れていました。
なんであっちは窓全開で弾いているのに、ウチがそんなことしなきゃいけないの?
と娘とふたり、イライラは募るばかり。

ダンナはあまり家にいないので「ふーん」って調子でしたが、
「中3で受験なのに、余裕じゃね?」
「つか、子どもより親(ママは元ピアノ教師)のほうが弾いてるよね」
「うんうん、しかもタッチが強いから響くわー」
「もう家に帰ってくるのが憂鬱だわー」
と私と娘がやいやい言っていたら、ついに
「オレが電話する」
って。

で、昨日ダンナが連絡してくれたようです。

「何て言ったの?」
「お願いがあります、窓を閉めてピアノを弾いてもらえませんか? って」
「そしたら?」
「子どもが学校のコンクールだか何かで弾くので、最近練習量が増えていたんだって。うるさかったですか? って聞かれた」
「聞こえてるかな~? ま、でもいっか、と思っていた感じ?」
「そうだね。とにかく『うるさい』とは言わなかった。窓を閉めて欲しいってことを重ねて言ったよ。そしたら『分かりました』って」。

なるほど、うまいねぇ。
「うるさいです」
って言っちゃったら文句になっちゃうもんね、相手の態度が硬化するおそれがあるわね。

と人の話なら冷静に聞けるんだけどね。
きっと私が電話してたら交渉決裂、テポ○ンが飛んでくるところだったよ。


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