東野圭吾(集英社)
十二編の短編集。タイトル通り、毒のある話が多い。
私が気に入ったのは『手作りマダム』。
手作り大好きな主婦が、団地内の主婦を集めて頻繁にティーパーティを催す。
手作りの品々はどれも粗悪なものばかり。だが上司の夫人なので、それを指摘するわけにも行かず……。
本当にありそうな話である。と思ったら、文庫巻末にある京極夏彦氏との対談で「さんざん自分が迷惑した」と書かれていた。
それから「ホームアローンじいさん」の、おのれの欲望に振り回されるじいさん。これも実際いそうな感じである。
70点
十二編の短編集。タイトル通り、毒のある話が多い。
私が気に入ったのは『手作りマダム』。
手作り大好きな主婦が、団地内の主婦を集めて頻繁にティーパーティを催す。
手作りの品々はどれも粗悪なものばかり。だが上司の夫人なので、それを指摘するわけにも行かず……。
本当にありそうな話である。と思ったら、文庫巻末にある京極夏彦氏との対談で「さんざん自分が迷惑した」と書かれていた。
それから「ホームアローンじいさん」の、おのれの欲望に振り回されるじいさん。これも実際いそうな感じである。
70点
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