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よしなしごとども 書きつくるなり
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木皿泉(河出書房新社)

若くして夫・一樹に先立たれたが、義父との同居を続けるテツコ。その新しい恋人、岩井。一樹の幼なじみのタカラ、いとこの虎尾。皆が一樹を想い、それぞれの方法で彼の不在を受け入れようとするが……。

大切な人が死んでも、毎日は過ぎていくし、ずーっとその人のことを考えていることは不可能です。
当たり前だけど、ふと罪悪感を持ったりしてしまうよね。
でもそれでいいんだよ、生き残ってる側は、くだらないことや煩わしいことでいっぱいの日々を生き続けなければいけないんだもの。
そんなことが言いたいのかなあと思いました。

ストーリーは面白かったのですが、ところどころにある、
そーゆーもんですか
そーです
どーするんですか
なんて書きかたが気になって仕方なかったです。

これ、もうアリなのかな。
20年もしたら言文一致でOKになるかもしれませんが、今はまだ早い気がする。
エッセイとかならまだしも、私は受け入れがたいなぁ。
65点


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