菅野仁(筑摩書房)
友だちは大事だけど、その関係に悩み、傷ついている中・高校生。著者は言う、人との距離感覚が大切で、そこを磨いてうまくつながろうと。
昔の日本はムラ社会で、お互いに助け合って生活していた。だからみんな仲良くしようね! が機能したし必然だった。
けれど現代においては、助け合わなくても生活が成り立つようになった。なのに相変わらず「1年生になったら友だち100人」作って誰とでも仲良くせよ、と圧力をかけるからおかしくなる。
気が合わないと感じるクラスメイトとは、敵対することなく上手く並存できる作法を身に付けよう、と著者は説く。
これ、本当にその通り。
友だちか敵か? の二択で考えるからいじめも発生する。
学生どころか年を取っても二択しかない人(特に女性に多い)が、いる。
気に入らなくても態度保留でいきたいものだ。自戒を込めて書いておこう。
65点
友だちは大事だけど、その関係に悩み、傷ついている中・高校生。著者は言う、人との距離感覚が大切で、そこを磨いてうまくつながろうと。
昔の日本はムラ社会で、お互いに助け合って生活していた。だからみんな仲良くしようね! が機能したし必然だった。
けれど現代においては、助け合わなくても生活が成り立つようになった。なのに相変わらず「1年生になったら友だち100人」作って誰とでも仲良くせよ、と圧力をかけるからおかしくなる。
気が合わないと感じるクラスメイトとは、敵対することなく上手く並存できる作法を身に付けよう、と著者は説く。
これ、本当にその通り。
友だちか敵か? の二択で考えるからいじめも発生する。
学生どころか年を取っても二択しかない人(特に女性に多い)が、いる。
気に入らなくても態度保留でいきたいものだ。自戒を込めて書いておこう。
65点
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