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よしなしごとども 書きつくるなり
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尾崎翠、中野翠・編(筑摩書房)

 短編集。なかでも『第七官界彷徨』の評判が良かったので読んでみたのだが……少しも面白くなかった。
 私の読解力の無さが元凶だとは思うが、とにかく延々「この人たちは一体?」と思い続けながら、読んだ。

 主人公である町子が、二人の兄と従兄の住む家で、住み込みで働くことになる。三人の男性は揃いも揃って風変わり。特に町子の二番目の兄・二助はコケの研究のために人糞を部屋で煮詰めたりするのだった……。
 あぁ、粗筋を書くだけでいやになる。みんな不様で自意識過剰でぐだぐだ。これがたとえば金井美恵子氏の作品なら、そこにひとつまみの面白みが感じられるのだが、それも無い。
 編者の中野翠は激賞しているが、私には合わなかった。
45点
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