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まとまらないけど、書く

たまたま見た「NHKスペシャル マネー・ワールド 資本主義の未来」が面白かったです。

土曜日は「国家 VS. 超巨大企業」。
世界的に有名な大企業、アップル、スタバ、アマゾンなどは、自国の高い法人税を回避するために、税率の低い国のグループ企業を利用して、税金逃れをしているんだそうな。
こういう手法は違法ではないが、一部不適切ってゆーの?
おかげでアメリカなどは税収が減り、行政サービスなどにも影響が出かねない、国家を揺るがす事態だぜ、という話でした。

膨張する資本主義に対抗するカタチで出てきたのが、スペインのある村のやり方。
衣食住に競争は要らない、というもの。
食料は村営農場で作り、住居は村が貸し出す、それ以外の分野はご自由に、ってことで若者の移住が増えているんですって。
こういうのって小さな単位でやるのはいいけど、国家がやるのはどうなんでしょうね。
知識が浅くて何主義になるのかも分かりませんが、それって国家が停滞しそうな希ガス。

日曜日は「巨大格差 その果てに」。
62人の超富裕層の人の資産と、下位36億人(世界の人口の約半分)の資産が同じ。
かたや1人3兆円、こなた1人5万円ですって。
アメリカでは、働いても家も借りられない人たちがテント暮らしを強いられ、超大金持ちたちはきらびやかなパーティーをしている、その映像の対比がすごかったです。

テントにいる美少女が、パーリーを主催するIT企業の御曹司に見初められて結婚するに違いないと妄想させるような、まるで映画のような世界でした。

格差も行き過ぎるとよくないんだろうな、ということは想像に難くないです。
あまりに貧乏だと、何から手を付けたらいいのかワケワカメになってしまうんですよね。
働けど働けど、ってやつです、生きていく意欲さえ無くしかねない。
だからどうすればいいか、までは私には分かりませんが、身近なところではみんな選挙に行こうぜってことかな。
アメリカでは富裕層の献金によって、富裕層に有利な政策が採られることが多いそうで、それじゃあ世の中いつまで経っても富裕層のモノだもの。


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おおっ

2kdさん、お久しぶりです。
白熱教室、面白いですよね、テレビで放送してると見ちゃいます。
公平って難しいですね…人は生まれたときから不公平ですから。
どんな国に生まれても無問題な世界が理想でしょうけど、均一ならいいってものでもないでしょうし。
とマジレス。
  • まきまき
  • 2016/10/25(Tue)09:14:29
  • 編集

最近そんなのばっかり読んでます

マイケルサンデルの白熱教室なんかは、まさにそのへんをわかりやすく扱っています。(経済ではなく正義としてですが)
民主主義とか基本的人権とか壮大な話につながっていくのですが、どういう社会が公平だと思うのかという難しくておもしろいテーマですよ、とマジレス(ーー;)
  • 2kd
  • 2016/10/24(Mon)18:49:29
  • 編集

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