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100分 de 名著

NHKの番組、2月はアドラー著「人生の意味の心理学」でした。
ダンナがずっと勉強している分野でして、以前からその考え方などは聞いていました。
でもテレビで見ると、ぐっと身近に感じるものですな。

テレビでは4回にわけて放送していましたが、そのなかで最も心に残ったのは、
「人と人とは対等である」
という考え方。
それは親と子でもあてはまります。

子どもが良いことをしたら、親は褒めますけども、それは違うんですって。
たとえば家事を手伝ってくれたら
「えらいね、よく出来たね」
じゃなくて
「ありがとう、助かったよ」
が正解。
だって家来は殿様に「えらいね! 殿!」とは言わないですから。

また、褒めてばかりいると、子どもは褒められるために行動するようになる、誰か僕の行為を見てるかな? と確認するような子どもになるんですって。
感謝を伝えれば、子どもは「誰かの役に立つうれしさ」を味わえる、そして親子が対等な関係にあることの証になるのですな。

褒めて育てるのが当たり前の昨今、これは難しいです。
褒めちゃったほうが簡単だし。

さて。
アドラー心理学は劇薬だと言われるのも分かる気がします。
聞きかじった知識で実践すると大間違いしそうだし。
というわけで、テキストも買ってきて今読んでいます。
終わりかけの子育ての話だけじゃなく、「トラウマなんてないのさ~」とか「今日からだって性格は変えられるのさ~」とか、魅力的な話があるようですから。


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