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映画「セッション」

Netflixで見ました。
(お試し期間終了です。リラックマの新作が出たら正式加入するかも)

一流の音楽学院に入学したニーマン。
ジャズドラムの腕を磨き、それはフレッチャーという指導者の目に留まることとなり、彼が率いる学院の最高峰のバンドメンバーとして迎え入れられる。
喜びに包まれるニーマンだったが、フレッチャーは狂気の指導者だった。
少しのテンポのずれも許さず、罵詈雑言を浴びせ、頬を平手打ちしながらのレッスン。
ニーマンはなんとか彼に食らいついていくが……。

まさに血と汗と涙の2時間でした。
練習のし過ぎでマメはつぶれ、皮は剥がれ、それを氷水で冷やしながら続行って。
事故って血だらけなのに、演奏を諦めないって。
かわいい恋人に、一方的に別れを宣言って。
ニーマンが次第にフレッチャー化して「No Jazz, No Life」になっていくところが見どころなのでしょうけど、取り憑かれたような姿が恐ろしかったです。

そして終盤でニーマンとフレッチャーが再会するシーンも恐ろしかった。
フレッチャーって本物の悪人なの? いや違うの? というどんでん返しが鳥肌ものでした。

役者さんもうまいよね。
ニーマンは、本当にアメリカのふつーの青年って雰囲気だし、フレッチャーはスキンヘッドでピッコロ大魔王か悪魔か? だし。

しかしジャズの世界ってこんなふうなのかな。
聞く側としておされなバーでカクテル片手に「ふふふふ~ん」(イメージ貧困か)なんて軽い感じだけど、演奏者は死に物狂いですか。
この映画からは才能の格闘技って言葉が浮かんだよ。


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