と、娘が現実逃避していました。
勉強勉強で息が詰まるよね、いろいろ妄想するのもよかろう。
「なんたって、私服が楽しみ! バイトしていっぱい服買うんだぁ」
って。
「もしかして、今と同じようなの買うの?」
「うん!!」
「えーーーー、マジか。目立つし、浮くんじゃね?」。
説明しよう。
ウチの娘の好きなジャンルは、ロリータっつーの? ゴスロリっつーの? そんなテイストの服なんですわ。
娘的にはごりごりのそっち系じゃなくて、軽く取り入れてる程度だから無問題だって言うのですが、
「でもさぁ、高校ならまだしも、大学でもいる?」
「知らんっ」
「つかさぁ、男が寄って来なくなりそう」
「別にいいし。って言うか、おかあさんにそんなふうに言われるとは思ってなかったな。変わった服が好きでしょ? おかあさんも」
「……うん。若いころはもっと変わってた。でも今、こうやって『変わった服を着る人』を目の当たりにして、それが周囲にどんなふうに思われるのか、思い知ったわ」
「はぁ? 何それ」
「だって、服って『私はこう思われたいんです』って主張やん? 変人ですって宣言しているようなもんだよね。それに流行ってる服って不思議と可愛く見えるもんだよ。今ならアースあたりの服?」
「うわー、やだやだ。みーーーんな同じようなブラウスに花模様のスカートはいて、何が楽しいんだかさっぱりわからない」。
と、議論はいつものように平行線なのでした。
自分が学生のころはハマトラだかニュートラだかが流行っていました。
もちろん私はそっち系ではありませんでしたが、それを着ていた子たちはまっとうな家庭に育った素直なお嬢さんに見えたなぁ。
勉強勉強で息が詰まるよね、いろいろ妄想するのもよかろう。
「なんたって、私服が楽しみ! バイトしていっぱい服買うんだぁ」
って。
「もしかして、今と同じようなの買うの?」
「うん!!」
「えーーーー、マジか。目立つし、浮くんじゃね?」。
説明しよう。
ウチの娘の好きなジャンルは、ロリータっつーの? ゴスロリっつーの? そんなテイストの服なんですわ。
娘的にはごりごりのそっち系じゃなくて、軽く取り入れてる程度だから無問題だって言うのですが、
「でもさぁ、高校ならまだしも、大学でもいる?」
「知らんっ」
「つかさぁ、男が寄って来なくなりそう」
「別にいいし。って言うか、おかあさんにそんなふうに言われるとは思ってなかったな。変わった服が好きでしょ? おかあさんも」
「……うん。若いころはもっと変わってた。でも今、こうやって『変わった服を着る人』を目の当たりにして、それが周囲にどんなふうに思われるのか、思い知ったわ」
「はぁ? 何それ」
「だって、服って『私はこう思われたいんです』って主張やん? 変人ですって宣言しているようなもんだよね。それに流行ってる服って不思議と可愛く見えるもんだよ。今ならアースあたりの服?」
「うわー、やだやだ。みーーーんな同じようなブラウスに花模様のスカートはいて、何が楽しいんだかさっぱりわからない」。
と、議論はいつものように平行線なのでした。
自分が学生のころはハマトラだかニュートラだかが流行っていました。
もちろん私はそっち系ではありませんでしたが、それを着ていた子たちはまっとうな家庭に育った素直なお嬢さんに見えたなぁ。
PR